SHO - 笙 - MKⅡ
HS2000MX

HS2000MX SHO -笙-のバリエーションモデル。

新素材と最新の技術を投入したAcoustuneフラッグシップモデル
日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用
最新ミリンクスコンポジットダイナミック型ドライバーを搭載。

交換パーツ：ACT

付属品

スペック

ACT

新音響チャンバーユニット「ACT05」搭載

『HS2000MX SHO -笙- MKII』では振動板に実績のある「日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用ミリンクスコンポジットドライバー」を引き続き採用するとともに、CNC 切削 OFC（無酸素銅）を使用した音響チャンバーボディとの組み合わせにて音響チューニングを最適化しました。これまで採用したチューニングの低音域ピークをさらに下げ、音場の横幅だけではなく奥行きの深さも演出し豊潤な音楽を奏でます。

黒点について

本製品ではOFC素材を採用しております。OFCは酸化物を含まない純度99.99%以上の銅です。

素材の性質上、空気に触れた瞬間より酸化反応（錆）が始まるため、OFCチャンバーには酸化を鈍化させるコーティングを施しております。しかしながら、原理的には加工途中から既に酸化が始まっており、一部黒点（酸化）が見受けられる場合がございます。現状技術的にはこの黒点の発生を完全に防ぐ事は非常に困難であり不良ではございません。

尚、上記コーティングにより黒点の時間経過による変化は起きにくいですが、製品の特性上ご使用後は付着した皮脂などの汚れを乾いた柔らかい布等でふき取ることをお勧めいたします。

※クリーニング剤やコンパウンド、硬い布等を使用するとコーティングが剥がれ一気に酸化が広がる恐れがございます。

Acoustune Capsule Technology（A.C.T）

これまでのAcoustune製品では、音響チャンバーと機構ハウジング部が完全分離したモジュラー構造を採用しているというのが大きな特徴でした。今回、そのモジュラー構造がさらに進化。高精度でガタつきの少ない可動式アウターハウジングを開閉することで、ユーザー自身が音響チャンバー部を交換でき、今後のオプションやアップグレードにも対応可能な「Acoustune Capsule Technology（A.C.T）」を初めて採用しました。

型番	期間限定	チャンバー部素材	ドライバーユニット	重さ	付属品
ACT01	単品販売無し／HS2000MX SHO -笙- 標準搭載	CNC切削超々ジュラルミン	10mm径日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用ミリンクスコンポジットドライバー	片側 2g	-
ACT02	- 限定生産品別売り -	CNC切削プラス（真鍮）	10mm径日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用ミリンクスコンポジットドライバー	片側 6g	アルミ製キャリーケース
ACT03	- 別売り -	CNC切削プラス（真鍮）＋ウッド（赤壇）	10mm径ミリンクスWSドライバー	片側 4g	アルミ製キャリーケース
ACT04	- 別売り -	CNC切削ステンレススティール（SUS）+スタビライズドウッド（樺木）	10mm径ミリンクスWSドライバー	片側 4g	アルミ製キャリーケース
ACT05	単品販売有り／HS2000MX SHO -笙- MKII 標準搭載	CNC 切削 OFC（無酸素銅）	10mm径日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用ミリンクスコンポジットドライバー	片側 6.3g	アルミ製キャリーケース
ACT06	- 別売り -	洋白（ジャーマンシルバー/光沢仕上げ）＋石材（天然石）	10mm径ミリンクスSSドライバー	片側 5g	アルミ製キャリーケース
ACT07	- 別売り -	洋白（ジャーマンシルバー/ブラスト仕上げ）＋石材（人工石）	10mm径ミリンクスSSドライバー	片側 5g	アルミ製キャリーケース
ACT47	単品販売有り／HS2000MX SHO -笙- MKIII 標準搭載	CNC切削シルバー（純銀）	10mm径日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用ミリンクスコンポジットドライバー	片側 6.5g	アルミ製キャリーケース「AAC01」、イヤーチップケース

日本製ベリリウム薄膜加工ドーム採用　最新ミリンクスコンポジットダイナミック型ドライバー

Acoustune製イヤホンにおけるドライバーユニットの伝統的な特徴である、医療グレードのポリマーバイオマテリアルを基本素材に使用した「ミリンクス振動板」に「日本製ベリリウム薄膜加工ドーム」を組み合わせた複合構成を採用。入手性、量産性、コストなどの兼ね合いから従来製品では採用することのできなかった素材を、新規サプライヤーの開拓などから見直した上で実現することが出来ました。ダイナミック型ドライバーの特性である、全帯域において継ぎ目のないスムーズでリニアな再生と豊かな低音といった特徴はそのままに、高剛性なメタルドームにて共振を抑制しつつ制動の効いた締まりのある低音も実現。まるで統率のとれたオーケストラのように音楽を奏でます。

トータルバランスの良さを実現するARS100ケーブル

ケーブルにはAcoustuneの新世代ケーブルARS100シリーズを採用。線材や芯数、編み方など試行錯誤を重ねた結果、ケーブルとしての完成度の高さとイヤホン全体のバランスを考慮し、最終的に標準品と同等のARS100シリーズを採用しました。オーディオケーブル専業メーカーと共同開発し、シルバーコートOFC線と極細OFC線のハイブリッドケーブルを16芯構造化した線材や、日本ディックス製Pentaconn Ear端子を継続採用。

工作精度の高い金属製パーツなどはそのままに、イヤホン本体色の一部と合わせたガンメタル色のコネクター部、スプリッター部、イヤホンジャック部といった金属パーツ部分にも採用し、イヤホン全体での調和をとり高級感を演出しています。

新たに『AEX70』を付属

Acoustune 「AEX07」イヤーチップの形状を基にしながらも、AEX50で採用実績のある SMP テクノロジーズ社製形状記憶ポリマー「SMPiFit®」を採用。素材の違いなどを考慮して形状の微調整や肉厚の変更などを実施しています。素材の特性から形状回復性、固定性に優れ安定した装着感を得られるため、本製品では必要十分な保持力、装着性を維持しつつ肉厚を薄くすることで、軽快な装着感を実現しました。 S/M/Lの3サイズを同梱。

新形状イヤーチップ『AEX50』

本製品で初めて同梱される新形状イヤーチップ『AEX50』は、SMPテクノロジーズ社製形状記憶ポリマー「SMP iFit®」を素材として、ダブルウィング形状を採用しました。本製品ではAEX50をリファレンスイヤーピースとしています。広いウィング部分は、外耳道入り口付近の肌に対し、通常タイプのイヤーピースより広い面積で密着。また、素材のもつ装着時の形状を維持する特性と相まって、外耳道入り口付近で耳にぴったりとフィットするため、奥まで挿入する必要がなく、違和感をなくしています。更に装着位置の関係から外耳道内の空間容積をより確保するため、通常タイプのイヤーチップとは異なる音場感を感じることができます。XS/S/M/L/XLの全5サイズを各1ペアずつ同梱し、より多くの方のフィッティングをサポートします。

リニューアルした新リファレンスイヤーチップ『AEX07』

AEX50の他、通常タイプのイヤーチップとしてAcoustuneイヤホン開発でも使用されているリファレンスイヤーチップAET07のリニューアルバージョンとなる『AEX07』も付属。定番イヤーチップとして長年の同梱および単品での出荷実績をもつ同製品の基本設計をもとに、3Dカスタムフィットインターシェル「ST1000」作製実績で得られた数多くの耳型データなどから、形状の微調整とサイズバリエーション展開を見直しました。S/M/Lの3サイズを各１ペアずつ同梱しています。